税理士試験に専念するのはあり?なし?

税理士試験で一旦退職して専念はありなのか?

働きながらの合格に不安を抱き、いったん会社を辞め、試験勉強へ専念することを考える人も少なくないと思います。
しかし以下の理由から、退職して税理士試験に専念するのはオススメできません。

【理由】
業界の慣習から、復帰時の就職にマイナスな可能性がある

採用側のすでに税理士の人たちは、自分が働きながら税理士試験を受けてきたため、退職して試験に専念することに否定的な人が多いです。
人それぞれ戦略や考え方も違うので、本来は他人がとやかく口を出すことではないのですが、逃げの姿勢や楽な道を選んでいると捉える人もいるようです。
しかし、上記のような考えの人が採用担当者の可能性が高いのは事実で、次の転職に悪影響を及ぼす可能性は否定できません。
なので勉強時間を確保したい場合は、残業が少ない所に転職する方法が望ましいといえます。

【理由②】
専念できるなら、会計士試験の方が合格可能性が高いから

もし専念できる環境ならば、税理士より会計士試験を目指した方が短期間で合格できる可能性が高いです
税理士試験は科目合格制度で各受験科目の受験生のレベルが高いため、最低でも5年はかかるのが一般的です。
一方、会計士試験は働きながらの合格が難しいため、合格者は学生や専念できる人がほとんどですが、専念できれば2年程度で合格することが可能です。
なので、専念できる恵まれた環境にいるのであれば、受かりやすい会計士試験に専念すべきで、税理士試験のために専念するのはもったいないと思います。

学生の場合

学生の場合も、会計士試験の方が在学中に合格できる可能性が高く、オススメです。

まとめ

税理士試験は、働きながらの受験勉強を選択した人が、コツコツと合格を積上げていくタイプの試験です。
次の就職活動との兼ね合いもあり、税理士試験のために一旦キャリアをストップして専念するのはあまり一般的ではなく勉強時間を確保しやすい環境作りの検討した方がよさそうです。

Follow me!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする